レギュラーコーヒー ブルボンサントス
収穫量の少なさや樹の脆弱さなど農産物としてのマイナス要因を抱えながら大切に育てられたのは、その風味の秀逸さによるところが大きいでしょう。酸味を感じつつ円みにつながっていく、すっきりとした甘味が人気の秘密です。
●BSCA認定モジアナ産パルプドナチュラル使用

ブルボンサントス
すっきりとした甘みが人気の秘密。希少種といわれるブルボン・ナチュラルをお楽しみください。
原種。コーヒーの樹に数えられる多くの品種の中で収穫時期における不安定さ、一本あたりの収穫量の少なさ、樹そのものの弱さ等、農産物としてのマイナス要因を多く抱えながら大切に育てられていた品種。
「ブルボン」とは樹の品種を指す。様々に派生し改良を重ねているコーヒーの樹。
マイルドな味わい、所謂「軽い」と形容される物とは違う、今日のブラジルコーヒーの骨格を作るに至ったのはこの「ブルボン種」ぬきには語れない。
現場ではそれほど貴重扱いはされておらず、「ブルボン種」は特にブラジルに限った品種でもない。
見直されている事実もあるがそれほどの希少品種ではなくなってしまった。
只、ブラジルコーヒーのバリエーションとしては、いい性質を持っており、特徴的な円みを帯びた概観、形状だけでなく風味にも円みがある。
例えていうなら「ブラジルNO.2 #19」の角をさらに落とした感じ。
酸味を感じつつ円みにつながってゆく感じ。かつての「コーヒー党垂蔓涎の的」は今の時代に息を吹き返す。
生産量のほんの数パーセント。その数パーセントに魅せられる人は多い。